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幼い頃砂場で字を書いたり消したりして遊んだ経験はありませんか。ここは爺さんのチエ袋で文章を書いたり消したりして編集の実験をするページです。各機能をご自由にお試しください。
難解な字への振り仮名模索中
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お釈迦様は35歳で悟りを開かれ仏陀となられてから、80歳でご入滅されるまでの45年間にわたり、非常に多くの方々に仏法を説かれました。お釈迦様のご説法は、後に膨大な経典として編纂されることになります。ところでお釈迦様は聞き手の個性や能力に応じて法を説かれましたので、経典毎の内容や表現に相違が見られます。そこでどの経典を依り所とするか、またどのように戴くかにより、さまざまな学派や宗派が成立することになりました。
の3部をよりどころと戴きます。3部ありますので、浄土三部経といいます。『無量寿経』は阿弥陀様のおたすけの法が完成していることを説き、『観無量寿経』は罪悪にまみれた凡夫の実体を説き、『阿弥陀経』は凡夫の救われる道は阿弥陀様の法以外にないと諸仏方が証明されていることを説き、各経それぞれのお立場から、今を生きるこの私に南無阿弥陀仏(なもあみだぶつ)のおたすけをお説き下さっています。
仏説無量寿経
お釈迦様は非常に多くの教を説かれました。その教えは後に多くのお経として成立しますが、中でもお釈迦様の最もお説きになりたかった教えを出世本懐の教といいます。
お釈迦様は『無量寿経』を説かれる際、この上ない尊いお姿(このお姿を五徳瑞現(ずいげん)といいます)で臨まれ、如来が世に出現される理由は苦悩の衆生に真実の利を恵み与える為であると説かれました。この真実の利とは阿弥陀様のご本願のおたすけであり、その阿弥陀様のご本願とは、「(南無阿弥陀仏)を信じさせ、称えさせ、(浄土に)生まれさせる」とのお誓いです。お釈迦様は『無量寿経』の法義が真実であり、後々まで特に留めると説かれました。
宗祖親鸞聖人は、「『大無量寿経』真実の教・浄土真宗」と、『無量寿経』に説かれる教えが真実の教えであり、その真実の教えを浄土真宗(往生浄土の真実の宗教)と名づけると、戴かれました。
『無量寿経』は阿弥陀様のご本願のおたすけを説く、お釈迦様出世本懐の教であり、浄土真宗根本所依の大切なお経です。
仏説観無量寿経
今から2500~2600年程前お釈迦様在世時のインドは、大小の国々に分かれていました。中でも屈指の大国マガダ国の首都王舎城(おうしゃじょう)の王宮で、お釈迦様の晩年に悲劇が起きました。
わが子アジャセの反逆により夫の頻婆沙羅(びんばしゃら)王を失い、自身は幽閉されることになった韋提希(いだいけ)夫人は、西方極楽浄土へ生まれる為、雑念を払い心を凝らして阿弥陀如来様や極楽浄土を観察する行(定善。じょうぜん)の伝授をお釈迦様に願い出ます。これに応じお釈迦様は13の観法を説かれ、さらに定善の及ばぬ身の為に散乱した心のまま悪を止め善を修める行(散善。さんぜん)も示されます。
お釈迦様はここに定散の二善を韋提希に説かれますが、この説法で定散何れの行も及ばぬ極悪愚人の現実を顕され、凡夫のたすかる道は本願の法である南無阿弥陀仏のみと示されました。
ここに韋提希の問を通し、極悪最下の身は阿弥陀如来様のおたすけによってのみ、迷いを離れられることを説かれた経が『観無量寿経』です。
なお親鸞聖人は、王舎城の悲劇は凡愚を漏らさぬおたすけを示す為の弥陀・釈迦二尊のご方便と戴かれました。
仏説阿弥陀経
お釈迦様40年余りにわたるご説法の数々は八万四千余にも及び、その内容は多くのお経として今に伝えられています。これらのお経はそれぞれ、序分(じょぶん。論文や小説の前書に相当)・正宗分(しょうしゅうぶん。本文に相当)・流通分(るづうぶん。結論・後書に相当)で構成されます。
ところでもしこれらのお経をまとめて、お釈迦様ご一代の一つの説法と見るとどのようになるでしょう。それは聖道八万四千のお経が序分、『無量寿経』・『観無量寿経』が正宗分、『阿弥陀経』が流通分となります。そこで『阿弥陀経』はお釈迦様ご一代のご説法の結びであるところから、一代結経(けっきょう)といわれます。仏教の総結ともいえるこのお経で、お釈迦様はお念仏一つの道を十大弟子の一人・舎利弗(しゃりほつ)に与え托されます。
また、『無量寿経』が阿難(あなん。十大弟子の一人)の問いを通じて、『観無量寿経』が韋提希(いだいけ。マガダ国の王妃)の問いを通じて説かれたように、お経の多くは聞き手の問いを通じて説かれました。ところが、この『阿弥陀経』は誰から問われることもなく、お釈迦様がお心のままにその本意を説かれたところから、無問自説(むもんじせつ)の経ともいわれます。
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浄土真宗本願寺派 河久保道場 | ||
宗派名 | 浄土真宗本願寺派 | |
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